未来を見る!のぶのブログ

「将来どんなことができるの?」「働き方はどう変わるの?生き方は?」「こんな雑学おもしろい!」元自衛官の塾講師のぶが、未来や雑学など知的好奇心のおもむくまま語っていきます。

農業人口、2050年に半減へ

f:id:nobunobuchan:20161013015331p:image

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161010-00010001-agrinews-pol

 

農業人口の減少。

 

これは単に「ご飯が食べられなくなる」という問題にとどまらない。

 

食料というのは、軍事用語で言えば、「兵站・補給」に当たる。

 

食料の他、燃料・弾薬等も兵站に含まれる。

 

軍隊では、最前線にいる歩兵や戦車が注目されがちだが、兵站はそれらと同等、もしくはそれ以上に戦争の先行きを左右するものだ。

 

大東亜戦争(太平洋戦争)の原因の一つは、欧米による日本への石油輸出禁止であった。

 

また、日本の敗因はいくつかあるが、兵站・補給を軽視したことは主たる要因と言えるだろう。

 

それほど、兵站というものは重要なものだ。

 

翻ってみるに、欧米先進国の食料自給率は軒並み高い。

 

100%に近い、あるいは超えている国も数多い。

 

数字の低いイギリスでさえ、7割だ。

 

これは、食料の確保が国防に関わる重大事項だからだ。

 

しかし、日本の食料自給率は4割。

 

これは圧倒的に少ない。

 

もし食料の輸出をストップされたら?

 

現代の兵糧攻めだ。

 

一億三千万人の日本国民を人質にできるのだから、外交手段としては、かなりの重要カードだ。

 

農業人口減少から、国防・外交の問題が見えてくる。

 

物事を見るときは多角的な視点で見る必要がある。

 

それが未来を見ることにも繋がっていく。


#news
#NEWS
#農業
#農業人口減少
#国防
#外交
#食料自給率
#腹が減っては戦は出来ぬ
#視点
#ものの見方
#多角的に見る
#未来
#創造
#未来を創り出す

 

偉人たちの名言も集めてます。→

 http://nobunobu-meigen-mania.hatenablog.com